Moment's Notice

本の感想、写真、日々のこと。

カメラについて考える②フルサイズは理想のセンサーサイズか?

 カメラの界隈では、フルサイズはセンサーを搭載したミラーレスカメラが話題になっています。私のメインカメラPENTAX K-3IIはAPS-Cセンサーを搭載しています。センサーサイズの大きさは、よく量販店のカメラコーナーに比較表がありますが、ざっくり言うと・・・
 一般的な安価のコンパクトデジタルやiPhone>1型>フォーサーズ> APS-C>フルサイズ>中判
 となっています。
 センサーが大きいほど、画質が良いと言われています。確かに、立体感やボケはセンサーが大きいに越したことはありません。しかし、立体感やボケの為だけに高価なカメラやレンズを購入するべきなのでしょうか?自分に合ったカメラやレンズを使えばいいと思うんです。しかしそう単純に行かないのがカメラユーザーの困ったところなんです。私を含め(笑)なぜか使えば使うほどもっと良いレンズが欲しくなるんです。なんででしょうね?正直な話、フルサイズが欲しいか欲しくないかと問われれば欲しいです。しかし10万円の標準レンズは買えませんね。
 メーカー側の視点に立てば、理想は安い原価の物を高価で売ると言うのが理想に違いありません。儲かりますからね。とは言ってもユーザーは原価率なことは分からず、店頭で売っているものを売っている価格で買うだけです。
 しかしフルサイズセンサーが主流になったとしても、フルサイズセンサー搭載のカメラが安くなるとは思えません。仮にボディが安くなったとしても、開放から四隅きっちりのレンズが安価になる可能性も無いと思います。そうなってしまうとどうなるか?現在のように、安価でAPS-Cのレンズキットなんてもう買えなくなってしまうかもしれません。カメラユーザーは、20万円のカメラ、10万円のレンズって安いと思ってしまうかもしれませんが、非カメラユーザーの視点であれば、十分高いと思います。
 私がここでどうこう言ってもおそらく何も変わらないだろうと思います。そしてカメラメーカーのIRが好調であるとは言いがたいことも十分承知しています。しかし、こういう状況だからこそ、ヘビーユーザーの声だけでは無く、一般ユーザーの声にも耳を傾けるべきでは無いのかと思います。そうしなければカメラはどうなってしまうのでしょうか?
 私はカメラにたくさんお金を使えるわけでは無いので、現状のように予算に合わせて選べる状況というのは非常にありがたいです。だから願わくば、現状のようにたくさんの種類から選べる状況が続いてくれれば良いと思っています。

カメラについて考える①一眼レフは必要?

 私は写真を撮るのが好きなんですね。じゃあ写真が撮れればカメラはなんでもいいかと問われればそうでもなく、やはり気に入ったカメラの方が使っていて楽しいんです。いつも持ち歩くカメラといえばスマートフォンですが、今年の初めにiPhone5sからiPhone7に機種変更して使っていますがiPhone5sの分を足しても写真は200枚も撮っていないんじゃないかなあ?
 個人的スタンスとしては、機材よりも写真という方針でカメラを使っています。でも、カメラが自分と合うっていうのも大事にしたいんですよ。そういうことって写真を撮る上で大事だと思いますから。
 デジタル一眼レフは何回か記事にしている通り、PENTAX K-3IIを使用しています。出かけるときは出来る限り持ち歩くのですが、最近持っているだけで撮影する気にならないんです。それは重さが原因だと思うんです。ショルダーのカメラバッグを使用しているのですが、それから出すのが億劫なんですね。せっかく持ち歩いているというのに!
 レンズはsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRとsmc PENTAX-DA 35mmF2.4ALというレンズを使用しているのですが、単焦点のDA 35mmでも最近重さを感じます。それに換算50mmというのも普段使いには少し狭いんですよね。
 じゃあほかのメーカーの軽い一眼レフに変えたらどうか?と最近考えるのですが、量販店で色々試してみてもこれといったモデルは無いんです。
キヤノンの軽いモデルといえばEOS Kiss X9ですが、軽さだけを考えれば最高です。しかしファインダーが明るすぎるんですね。どうしてもあのファインダーだけは好きになれません。構図だけを考えてAFを信頼できれば問題はないのかもしれませんが・・・キヤノンならEOS 80DかEOS 7D MarkIIかなぁと思うのですが、それだと結局今と変わらないんですよね。ニコンも同じですね。軽いD3400やD5600はファインダーが小さすぎる、D7500やD500はファインダーは良いが重すぎます。
 じゃあPENTAX K-70は?これはK-3IIを使ってしまうと色々違いすぎるんですね。
 グダグダと書いてきましたが、ここで根本的な疑問です。自分は本当に一眼レフが必要なのか?ということなんです。自分の用途ならミラーレスの方が合っているのでは?と思っています。しかしそれだと光学ファインダーを捨てることになってしまします。しかしもって持っているだけで撮らなければ全く意味がありません。どうしたものでしょうか・・・続きます。

感想「誰にも書ける一冊の本」

荻原浩「誰にも書ける一冊の本」

 この本は2013年9月に文庫が発行されており、私が書店で購入したのは2016年くらいです。会社帰りの1時間弱の電車で全て読み終わるくらい短い物語ですが、読み終わった後にこみ上げてくる感情は決して短くはありません。いや、それどころか長く続くかもしれません。

 主人公は小さな会社を経営している離婚経験のある男で、父親の容態が良くないという連絡を母親からもらうところから物語は始まります。主人公は会社を経営しながら小説を書いており、過去に新人賞を受賞しましたが三冊目を出版するという話はどこの出版社からも来ていません。
 主人公の父親は、自分の物語を書き残しており、それを息子である主人公に、母親が渡すところからこの物語は本格的に動き出します。

 もし、自分が同じ状況になったとしたら、と考えることが出来るのが、小説の良いところです。想像力ですね。実際には、私は会社を経営している訳ではないし、新人賞に応募しても一次選考も通りません(笑)。それに私の父親は、おそらく自分の人生を一冊の本にするようなことはしないでしょう。

 この本を読んでいると、自分も主人公に同化します。そういうことはこの本に限らずいくつもありますが、この本は主人公だけでは無く主人公の父親にも同じ感情を抱きます。主人公の目を通して、主人公の父親の人生を追体験をします。人生のターニングポイントになっているいくつかの出来事を、まるで自分の体験のように感じることができます。物語は途中で大きな転換がありますが、主人公の気持ちは大きな舵切ることは無く淡々と話が続きます。物語の根本を流れる一本の芯は、悲しみよりも喜びの方が強いかもしれません。それは荻原浩氏の長編小説に共通するものです。氏の小説は、決して明るくはない話でも、希望を捨てると言うことは絶対にありません。氏の小説を読み終わると、不思議と明日もやってみよう、と思うことが多いのです。だから私は荻原浩氏の小説が大好きなんです。

誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)

誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)


 

感想「女のいない男たち」

村上春樹「女のいない男たち」

 この本は2016年10月に文庫化しており、同年の12月に購入しました。当時私が働いていた会社では、年1度社員旅行があり、その電車の中で読むために購入しました。今回読み直すのは4回目かな?久しぶりに読みましたので、新鮮な部分もかなりありました。
 近年の村上春樹氏の短編集は、共通した流れのようなものがあり、この本も例外なくその流れがあります。何というか・・・ひとつひとつの話は全く違うのですが、タイトルを中心としていると申しますか・・・テーマがあって、それを中心として話が絡み合っているような気がしますね。1本の木がテーマだとしたら、各短編は果実みたいですね。木を眺めても良いし、果物を囓っても良いので、短編集は本の楽しみとしてはある意味長編小説よりもお得なのかもしれません。

 この本は6本の短編が入っています。どれも非常に印象に残る短編です。後味が良いものと、そう言い切れないものとに分かれますが、後者の方でも自分が進むべき道が見えていると思いますので、希望が無いわけではありません。特に、5本目の「木野」は、今までの氏の短編では無かったタイプの話です。同僚との浮気を切っ掛けに、会社を辞めバーを始めた主人公の木野ですが、途中で人生の方向を変更せざるをえなくなります。そして結末は・・・
 はっきりとしたエンディングが読者に示される訳ではありません。方向性が示唆されるだけです。それから先は、私たち読者が想像するしかありません。
 それでも、この「木野」は、この短編集の核になる物語と言い切ってしまって全く問題が無いと思っています。これ以前の4本の短編と、この話では話の緊張感が全く違っています。読んでいてそれを読者ははっきりと感じると思います。そして、この「木野」が、この短編集を1段落上のステージへ持ち上げています。その結果、次作の長編「騎士団長殺し」が生まれたと私は考えています。

 最後に入っている「女のいない男たち」読んでいる途中に思い出したのですが、私も彼と同様に、女のいない男たちになったことがありました。もう過去のことですっかり忘れていたのですが、この本のおかげで思い出したというわけです。彼女とは同棲したいたのですが、ある土曜の朝「友達と出かける」と言ってアパートから出ていくのを見送りました。もちろんその友達(というか彼女の同僚だったのですが)が迎えに来たのは私も見ています。マツダのユーノスロードスターでしたね。色や、幌が開いていたかどうかまでは覚えていませんが。
 夕方、彼女から電話があり、その友達の家に泊まるといわれたのです。私はいいよと答えました。そして次の日の日曜日、両親と大きい車で荷物を取りに来ました。昨夜の電話からそんな気がしていたのですが、実際そういう状況下に置かれると正直きついですね(笑)。そのあと、ビートルズのイエスタデイをすぐ聞きましたよ。その時はまさしく自分の為の歌だと思いました(笑)。
 ちなみにこの本にも「イエスタデイ」という短編が収録されていますが、それを読んでも当時のことは思い出しませんでした。

ブログ開始1週間でamazonアソシエイトの審査が通りました

 このブログを始めるにあたって、是非やりたいことがありました。その中の一つがamazonアソシエイトです。読んだ本を紹介するのであれば、絶対にその本の画像が欲しかったのです。自分の持っている本の写真を撮り、それを載せても良かったのですが、正直読み込んでいる本は結構ぼろぼろなんですよね。最近紹介した本は(グレート・ギャッツビーを除く)比較的新しい本なので、まだ帯もそのまま残っていて綺麗なのですが、何度も読むと帯や表紙が破れてきて、カバーも、特に背表紙が色あせてきてしまうんです。そういった画像を載せるのもどうかと思いまして・・・

 とはいうものの、是非画像が欲しかったので審査に申し込みました。最初は自己紹介と、「俺はバイクと放課後に 走り納め川原湯温泉」の記事だけで申請をしたのですが、14時間後に、当然の如く「コンテンツが少なく審査を行えない」とのメールが・・・まあ確かに始めたばかりなので、難しいだろうとは思っていたのですが。

 2度目の審査は「K-3II良いとこ悪いとこ②」まで書いた状態で審査に申し込みました。今回もまだ記事は10ちょっとだったので、正直どうなるか分からなかったのですが、無事審査に通りほっとしています。

 今後の参考のために、自分が申し込んだ時のことを備忘録的に箇条書きしておきます。もし、誰かの参考になればこの上ない喜びです。

<1回目>

・ブログ作成当日に申請

・上記の通り、記事は2つ

・審査時のアカウントはいつも使用しているamazonアカウント

・申請時に記入する、WEBサイトの内容のところは例として記載されている文の一部を

 コピー

 以上の内容で申請→14時間後に審査結果のメール

<2回目>

・ブログ作成1週間後に申請

・記事数は12

・記事の文字数は1,000文字前後

・1回目と同じく、申請時のアカウントはいつも使用しているamazonアカウントを使用

・WEBサイトの内容のところは、このブログの主体になる「感想を書いた本の紹介」

 と、「写真を撮ったカメラやレンズの紹介」と言った風に具体的に記入(それでもそん

 なに詳しく書いたわけではありません。2行くらいですね)

 以上の内容で申請→今度は13時間後に申請通過のメールが届きました。

 

 早速過去記事にリンクを貼らせて頂きました。いやあ記事の後に本のイメージがあると印象が全然違いますね。変な話かもしれませんが、感想を書いた本をまた読みたくなります。

カメラ PENTAX K-3II 良いとこ悪いとこ②

 前回の続きです。

<悪いとこ>

 悪いところというと語弊があるのですが、個人的に気になるところですね。

 

 ①カメラを持ち運ぶ時の重さ

 良いところと矛盾するかもしれませんが、あくまで持ち運ぶ時です。良いとこに書いたように、握っているときは良いんですよ。撮影しないで、カメラバッグに入れて持ち運んでいる時に非常に重さを感じます。じつはこれはK-50やK-S2の時にも少し重いなあと感じていました。しかしギリギリ許容範囲内だったわけです。100gちょっと増えただけで許容範囲を超えてしまいました・・・

 ②背面液晶が固定

 もしK-50から直接K-3IIに移行していたらこの部分は全く気にならなかったと思います。しかしバリアングルのK-S2を経由した後だと、これは物凄く不便ですね。ファインダーでしか撮らない!というこだわり屋は問題ないのでしょうが、PENTAXのライブビューはそこそこAFも速くて使えるので、液晶が動かないのは本当不便ですね。一度便利なものを使ってしまうと退化は厳しいです。

 ③ストラップを付けないと、吊り金具が邪魔

 これは完全に好みの問題です。私は基本的にストラップを付けないのですがストラップ用の吊り金具に、ボディが傷つかないように保護布が付いています。これが非常に邪魔なんです。取り外せと言われればそれまでなのですが。

 

 大きな不満点はこれくらいなのですが、②③はともかく①は個人的には致命的です。店頭でちょっと触るのと、実際所有するのでは大きく違いますね。これくらいなら問題ないと試したときに思っても、実際購入し持ち運ぶ時は厳しいですね。せっかく買ったのに重いから持ち運ばなくなってしまうというのをリアルに実感しています。いや、意地でも持って行ってるんですけれどね。

 

 それよりも大きな疑問は、自分にはこれだけの性能が必要なのか?ということなんです。1/8000秒のシャッターが必要なのか?防塵・防滴が必要なのか?肩液晶は必要?

 もっとシンプルなカメラが自分には合っているのではないか?と最近凄く疑問に思っております。PENTAX、好きなんですけれどね・・・

 

リコーイメージング PENTAX K-3 II 完全ガイド (インプレスムック DCM MOOK)

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作品づくりのための PENTAX K-3 II/K-3 プロフェッショナル撮影BOOK

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カメラ PENTAX K-3II 良いとこ悪いとこ①

 このカメラは2015年5月に発売されていて、現在リコーイメージングのホームページを見ると生産終了製品のカテゴリに入れられています。直営オンラインストアも売り切れており、APS-C最上位機は後継機(?)のPENTAX KPが担っています。

 PENTAXカメラで有名な、大阪の八百富写真機店さんが最後の在庫とツイッターで呟いていたのが確か5月くらいだったと記憶していて、その時に買おうかどうしようか迷っていたら売り切れてしまいました。他の店も在庫切れになったのがそのくらいだったので、購入は半ば諦めていたところたまたま6月に見つけることが出来て、買えたのは幸運でした。

 購入して実際に使い始めて3ヶ月くらいたつので、良いとこ悪いとこも見えてきました。現在の時点でのそれぞれを書いてみたいと思います。

 

<良いところ>

 ①シャッター音が上品で、尚且つ静か

 ペンタックスのカメラは3台目で、最初はK-50、その後はK-S2、そして今回のK-3IIなのですが、シャッター音がとにかく気持ちが良いです。無駄にシャッターを切ってしまいたくなるくらい上品で静かな「パシャッ」って音ですね。K-50、K-S2は「バシャッ!!」って感じのやや五月蠅い音なので、かなり違います。多分量販店に置いてあるのはK-S2の後継機であるK-70が多いと思うのですが、もし手に取ることがあればシャッターを切ってみてください。「バシャッ!!」という感じが理解できると思います。かならず「!!」このエクスクラメーションマークが実感できます。まあそれはそれで悪くないのですが、やはりK-3IIのシャッターの方が好きですね。これだけでも買い換えた価値があると思っています。

 ②グリップの握り具合

 このカメラはボディと電池とSDカードで約785gあり、K-50同675g、K-S2同678gと今までのカメラより100g以上重くなっているにもかかわらず、握り具合が凄く良く重さを感じません。①と同様に、使いもしないのに無駄に握りたくなります(笑)

 ③ボディのしっかり感

 フルマグネシウムボディなので、すごくしっかり感がありますね。他社のカメラで似た感じはキヤノンEOS 7D MarkIIがすごくしっかり感があると思いますが、私には少し大きすぎますね。性能が凄く良いのは理解しているのですが。

 これ以降のK-1やKPはトップカバーが樹脂になってしまったので、今のところ最後のフルマグネシウムボディになっています。

 ④ファインダー

 PENTAXと言えばやっぱりファインダーです。キヤノンの中級機以上のペンタプリズムファインダーの機種は、私には明るすぎてスッキリしすぎているように感じます。ニコンの中級機以上のペンタプリズムファインダーの機種は悪くは無いのですが・・・その後にPENTAXを覗くとやっぱりこっちだよねってなりますね。

 まだまだいくつもあるのですが、きりが無いので悪いとこにいきます。続きます。

 

 

 

 

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